本学理学研究科修了の村山拓也さん、山本和樹さん、山田智史さん、金城克樹さん、杉本祥馬さんの5名が、第40回(2023年度)井上研究奨励賞を受賞しました。

公益財団法人井上科学振興財団(理事長:堀田凱樹)では、財団設立の1984年から井上研究奨励賞の贈呈事業を実施しています。

 井上研究奨励賞Inoue Research Award for Young Scientistsは、自然科学の分野で過去3年間に博士の学位を取得した37歳未満(申込締切日現在)の研究者で、優れた博士論文を提出した研究者に対し贈呈されます。

本学理学研究科で学位を取得した各受賞者の博士論文題目及び現在の所属は、次のとおりです。

氏名 博士論文題目 所属・職
村山拓也 平行截線半平面上のレヴナー鎖および発展族 九州大学大学院数理学研究院・助教
山本和樹 冷却原子系における散逸を伴う非平衡量子多体物理 東京工業大学理学院物理学系・助教
山田智史 近傍超/高光度赤外線銀河の包括的な多波長研究と超大質量ブラックホールと銀河の共進化機構への示唆 理化学研究所・基礎科学特別研究員
金城克樹 核磁気共鳴法によるUTe2の超伝導多重相における研究 東北大学多元物質科学研究所・助教
杉本祥馬 FEIGIN-TIPUNIN予想について Tsinghua University,Caltech-Tsinghua joint Postdoc Fellowships

贈呈式は、2024年2月2日(金)に東京で行われます。

第40回(2023年度)井上研究奨励賞
https://www.inoue-zaidan.or.jp/b-01.html?eid=00057